法政大学女子高中(法政大学女子高校)

女性であるまえにまず人間であれ
真の自由と自主性を求めて。
本校の校門のわきの小さな庭に、一つの石碑があります。そこにはSICITUR AD ASTRA、「こは星空への道なり」という意味のラテン語が刻まれています。「星空」とは、遥かな理想(あこがれ)の象徴です。この「星空」の碑の原形 は、日本の近代文学史上に偉大な足跡を残した作家であり、本校の名誉校長でもあった野上彌生子先生(1885~1985)が来校された1951年に立てら れました。この時、野上先生が生徒への講話の中で述べられた「女性であるまえにまず人間であれ」という言葉は、本校の教育指針の一つとして、今日に至るま で本校で学ぶ生徒たちを励まし続け、支えとなってきました。
本校は、<自由と進歩>の学風を揚げる法政大学の付属高校として、創立66年目(前身である潤光学園から数えると82 年目)を迎えます。私...